2024年10月度薬師・下り松川を水遊びできる川に戻そう! 刈谷市民会議
公開日:2024年10月20日 最終更新日:2024年10月20日
2024年10月度薬師・下り松川を水遊びできる川に戻そう!刈谷市民会議 2015年国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の中で、目標11住み続けられるまちづくりを、目標14海の豊かさを守ろう、目標15陸の豊かさも守ろう、目標13気候変動に具体的対策をなどの目標達成に向けて私達刈谷市民会議は具体的に環境改善活動に取組んでいます、この取組によって子供達やそのまた子供達にきれいな地球環境を残していくことにつながると考えています その具体的な取組の一つとして刈谷市を流れる“薬師・下り松川の浄化活動”に取組んでいます この活動は、2019年9月に愛知県知事から“令和元年度ボランティア活動功労者表彰”を受けました また、2023年度は愛知県・刈谷市の“河川愛護運動”に参加しました 文責 金岩 2024年10月度浄化活動(2024年10月19日) 当初の天気予報では雨が予想されたが晴れ渡り、その中で薬師・下り松川の浄化活動を実施した、今回は毎月の浄化活動に加えて、浄化活動の効果確認も行った 今回いつも参加してもらっている自動織機、デンソー、刈谷南中生やOBの学生の人達に加えて刈谷市に支店を置く山洋電気、岡三証券から初参加してくれて計23人で活動した 今回は干潮で川の水位は低くヘドロが顔を見せており、前回作っておいた発酵・乾燥米ぬかダンゴヘの投入から活動を開始した 川にはボラの仔が泳ぎ、更に外来種のミシシッピアカミミ亀(2022-3-1閣議決定された“外来生物法改正案” で規制強化対象)(約30匹)がいて2匹捕獲した 今回の活動内容は、いつも行っている浄化活動に加えてこの活動の効果確認を行うために①川の水質を科学的に分析する②川の生物調査(刈谷市環境推進課から捕獲用具を借用)を行った 川の水質分析では刈谷南中生徒に手伝ってもらってpH,COD,透視度などを測定した、今回の分析結果CODが「基準外れ」となったが「試薬」の問題も考えられ「様子見」とした、その他の項目については基準内であった、以上の状態を維持するために今後も浄化活動を続けていきたい 水生生物調査の結果水質指標生物としてスジエビやアメリカザリガニを捕獲し「少し汚い水」と判定した、なお、水生生物の捕獲状況は、かだやし(外来種)、ヤゴ、すじえび等を捕獲しさぎ、かるがも、ボラの仔、もん黄蝶等を目視確認した 浄化活動として次回用のダンゴ握りを行った、参加者が和気あいあいに行うことができた 最後に土手や川底等のゴミ収集を行って、空き缶、空びん、ゴルフボール、ライターなどを収集し活動を終えた 参加者からは「今回初めて参加し久しぶりに川へ入ったが楽しかった」「ダンゴづくりは先輩が卒業して大変だった、参加者を増やしたい」「水質分析したが、調査方法が勉強になった」「ごみ拾いをしたが細かい物が多かった」などの声があった 最後に全員で記念撮影を行い、参加者にEM液・飲み物等を配付して解散した (次回2024年11月16日(土)に行う予定) なお、刈谷市民会議では会員を募集中です、環境改善に関心のある方はぜひお問合せ下さい 刈谷市民会議議長 杉浦伸司(0566-24-0855) 連絡担当 金岩 侔 (090-9948-2365) |
サギが飛来、カルガモも餌をついばんでいた |
ヘドロへ向けて発酵乾燥EMダンゴを投入 |
投入したダンゴをヘドロへ埋め込み |
何かいないかタモで探っています |
外来種が多かったです |
ヤゴ、アメリカザリガニ、すじえび、かだやし(外来種) |
水の透視度を測定 |
次回投入用EMダンゴにぎり |
土手のゴミ拾い |
定点観測点(水位は低く水は澄んでいた) |
皆さんのご協力で予定通りの活動ができました |