2023年10月度薬師川を水遊びできる川に戻そう!(刈谷環境支援員の会と協業) 刈谷市民会議
公開日:2023年10月31日 最終更新日:2023年10月31日
2023年10月度浄化活動(2023年10月28日)
前夜に雷雨があったがすっきりと晴れ渡った中、薬師・下り松川浄化活動を実施した、今回は毎月の浄化活動に加えて、浄化活動の効果確認も行った
今回いつも参加してもらっている自動織機、デンソー、刈谷市立南中学校ボランティア部生徒たち及び近隣からの方が参加してくれて計24人で活動した
今回は干潮直前で川の水位はまだ高いままでヘドロは姿を見せていなかった、そこで前回作っておいた発酵・乾燥米ぬかダンゴのヘドロへの投入は時間をずらして実施した
川にはカモが飛来し餌をついばみ、外来種のミシシッピアカミミ亀(2022-3-1閣議決定された“外来生物法改正案” で規制強化対象)を3匹観察した、また下流でカメ3匹を捕獲した
今回の活動内容は、いつも行っている浄化活動に加えてこの活動の効果確認を行うために①川の水質を科学的に分析する②川の生物調査(刈谷市環境推進課から捕獲用具を借用)を行った
川の水質分析では南中学校生徒に手伝ってもらってpH,COD,透視度などを測定した、今回の分析結果すべての場所で「CODが8超」であった、前夜の雷雨の影響ではないかと考えられる
水生生物調査の結果かだやし(外来種)やアメリカザリガニを捕獲し、水質指標生物としてアメリカザリガニを捕獲したので「大変汚い水」と判定した、なお、捕獲生物の種類が少なかったのは前夜の雷雨及び潮が引いている状況だったからと考えられる
浄化活動として次回用のダンゴ握りを行ったが南中学校生徒が頑張って握ってくれて感謝している
最後に土手や川底等のゴミ収集を行った、右岸側土手の草刈が行われた結果沢山のごみが表れて、空缶、空きペットボトル、陶器片、ガラス瓶片、ライター(中には燃料が残っている者もあった)他を収集し活動を終えた
参加者からは「水生生物の種類が少なかった」「今回分析を行った、最初はきれいかなと思ったが分析結果汚いことが分かりびっくりした」「ごみが沢山あった、燃料が入ったライターがあり驚いた」などの声があった
最後に全員で記念撮影を行い、参加者にEM液・飲み物等を配付して解散した (次回2023年11月18日(土)に行う予定)
なお、刈谷市民会議では会員を募集中です、環境改善に関心のある方はぜひお問合せ下さい
刈谷市民会議議長 杉浦伸司(0566-24-0855) 連絡担当 金岩 侔 (090-9948-2365)
ヘドロへ発酵・乾燥ダンゴを投入 |
投げこんだ発酵・乾燥ダンゴをヘドロへ踏込み |
次回用EMだんごを握っています |
水質を科学的に調べています |
川の透明度を測定 |
捕獲した水生生物ほとんど かだやしでした |
土手のごみ収集 |
川底のごみ収集(薬師川) |
収集したライター、植木鉢(割れ片)、スプレー缶など |
定点観測点(引き潮途中で水位はまだ高く、やや濁っていた) |
計画通り浄化活動ができました、みなさんの協力に感謝します |