2023年6月度薬師川を水遊びできる川に戻そう!(刈谷環境支援員の会と協業) 刈谷市民会議
公開日:2023年06月22日 最終更新日:2023年06月22日
2023年06月度浄化活動(2023年06月17日)
熱中症を心配しなければならなくなった暑さのなか、薬師川浄化活動を実施した、今回は毎月の浄化活動に加えて、浄化活動の効果確認も行った
今回いつも参加してもらっている自動織機、デンソー、ジェイテクト高等学園生徒たち及び近隣からの方に加えて名古屋市の企業が刈谷市で仕事を行っているので地域貢献したいと参加してくれて計25人で活動した
今回は干潮直前で川の水位はまだ高いままで、ヘドロの姿を見せなかった、そこで前回作っておいた発酵・乾燥米ぬかダンゴのヘドロへの投入は時間をずらして実施した
川にはボラの仔が泳ぎ、更に外来種のミシシッピアカミミ亀(2022-3-1閣議決定された“外来生物法改正案” で規制強化対象)(約100匹)がいて1匹捕獲した
今回の活動内容は、いつも行っている浄化活動に加えてこの活動の効果確認を行うために①川の水質を科学的に分析する②川の生物調査(刈谷市環境推進課から捕獲用具を借用)を行った
川の水質分析ではジェイテクト高等学園生徒に手伝ってもらってpH,COD,透視度などを測定した、今回の分析結果「基準外れ」が見られなかったが、この状態を維持するために今後も浄化活動を続けていきたい
水生生物調査の結果水質指標生物としてアメリカザリガニを捕獲し「大変汚い水」と判定した、なお、水生生物の捕獲状況は、かだやし(外来種)、スジエビ、タニシ等を捕獲し多数のボラの仔、はぐろとんぼ、あおすじあげは等を目視確認した、また外来種のミシシッピアカミミガメは約100匹を目視確認し1匹を捕獲した
浄化活動として次回用のダンゴ握りを行った、参加者が和気あいあいに行うことができてよかった
最後に土手や川底等のゴミ収集を行って、空缶、空きペットボトルなどを収集し活動を終えた
参加者からは「今回初めて川へ入った、川底は滑りやすかった今後この経験を活かしたい」「ダンゴづくりで最初は匂いがあり我慢しているうちに気にならなくなった、次回も参加したい」「水質分析で久しぶりにリトマス試験紙を使った、懐かしかった」「ごみ拾いをしたがほとんどなかった」などの声があった
最後に全員で記念撮影を行い、参加者にEM液・飲み物等を配付して解散した (次回2023年7月15日(土)に行う予定)
なお、刈谷市民会議では会員を募集中です、環境改善に関心のある方はぜひお問合せ下さい
刈谷市民会議議長 杉浦伸司(0566-24-0855) 連絡担当 金岩 侔 (090-9948-2365)
米ぬか+EM液でダンゴにぎり |
順調にダンゴにぎり |
水生生物を捕獲しました |
水生生物を捕獲しまた川底のゴミも収集しました |
捕獲した水生生物の種類を特定します |
大部分外来生物のカダヤシでした |
川の水のpHやCODを測定 |
川の水の透視度を測定 |
土手周辺のゴミを収集 |
定点観測点(干潮直前で水位はまだ高く澄んでいた、アカミミ亀や小魚がいた) |
暑い中、浄化活動をお疲れさまでした |