レインボー徒然日記37
(徒然日記26が二つあったので、ナンバリングを一つ増やします。27から35の徒然日記は一つずつナンバーを増やしてお読み取りください。)
今日(23日(月))に上げないと、つまり遅くとも24日(火)にはボラセンの承認を得てアップしないと、一日遅れて25日(水)では半日しか周知する時間がないので、恐らく30時間ぐらい皆様の目に触れることができる今日中に上げるために、以下を綴ります。
25日(水)に最高裁大法廷で、我々セクマイ(レインボー)の世界がガラッと180度変わるかもしれない判決が出ます。
それは、性同一性障害の診断を受けた者が、性別変更をするのに、現行法では生殖能力を人為的に外科的手術で失い、且つ外性器も望む性別に似させることを条件にする、この所謂手術要件が人権違反であるという訴えに最高裁が審判を下します。
つまり、内部も外部も、体にメスを入れないと性別変更を認めないという法律に、それこそ最高裁がメスを入れるかもしれません。
体を傷つけてでも性別変更したい方はすればよいのですが、傷つけたくない者まで、手術要件を課することは如何なのでしょうか。(ちなみに、その他の要件は、18歳以上であること、精神科医二名の性同一性障害との診断、現に婚姻していないこと、未成年の子が居ないこと、です。これらの要件は残るようです。)
同性婚や夫婦別姓等、期待させておいて肩すかしを喰らった例もあるので楽観はできません。しかし、最高裁大法廷が開かれるときは判決を覆すときだと言われています。また、地方の簡裁の判決とはいえ、先日、静岡簡裁浜松支部で同様の裁判に於いて違憲との判断が出ています。更に、世界的には体を傷つけることは人権条例としての反対の声が大きく、既に手術要件を撤廃した國も多くあります。このような世界的な流れや、不十分ながらもLGBT理解増進法が成立したこんにち、期待は十分できます。
しかし、しかししかししかし、絶対にできると高を括っていたら、奈落の底に突き落とされる可能性もゼロではありません。期待したい氣半分、億万、兆万が一のことを考えると期待しないほうがよいのかとも思います。
もう、思わず、東京まで行って傍聴したい氣もありましたが、既述のように落胆することを考えたり、仮に勝利したとしても、仕事を休んでまで傍聴すべきものなのかどうか。勿論、傍聴したい氣は、それこそ億万兆万どころか、京万もあるけど、そこは地元で黙々と仕事をしながら、生まれて初めて朗報を待つことにしました。確かに、我が子が生まれたときも嬉しかったのですが、これらは立ち会えました。今回は立ち会うことは涙を呑んで辞退しますが、25日(水)の仕事は氣が氣でなくなるような氣がします。
皆さんも、25日(水)の夕方のニュースには十分注目しておいてください。
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