レインボー用語の基礎知識10
今日は所用があるため(いつもある?)、15分ほどブログを綴ったら切り上げます。
というか、なかなか、レインボー用語(セクマイ用語、LGBT用語)を考えてはいるんですが、当事者が故に非当事者の方はどんな言葉をご存じないのか少し手探りなところがあるので、インターネット上にある用語の基礎知識みたいなところから、このブログで紹介していないかもしれないワードを挙げて、それに対する「わたし」の捉え方を綴って今日の書き込みとします。
ということで、まずは『アウティング』。これに対して『カミングアウト』は当事者が自らの意思でセクシャリティを他者に伝えることです。ですが、アウティングとは、当事者の意思とは関係なく(意思に反して)信用してその人だけに告げたセクシャリティを知られたくない人に言われる(言いふらされる)ことです。ご存じのように、アウティングがもとで悲しい事件も多発しています。高々そんなことと思わず、あなたを信用してカミングアウトした方のセクシャリティは守るようにしましょう(してください)。
『オープン、クローズ』。これは簡単ですね。オープンとはセクシャリティを隠さずさらけ出す(?)こと。クローズは隠すことですね。恐らく元々は、障害のある方、特に軽度知的や精神障害のある方が、障害をオープンにして学校生活を送ったり就職(就労)するか否かから生まれた言葉ではないでしょうか。
『トランスセクシャル(TS)』。性別違和(性別不合)者の中で、外科手術をして出生時でない性になること、なった人、だと思っています。セクマイの中には、TSまでして初めてホンモノのトランスジェンダー(TG)だという人も居ますし、非セクマイの方なんかはオペまでしたい人なんでしょTGは、なんて思う人も居るでしょうが、わたしの知る限りではオペは必ずしもTGたる要件ではありません。現に、先にブログにも綴ったように、最高裁大法廷がオペがTGの必要十分条件ではない判例を示すかもしれないと期待されています。
『クエスチョニング』。文字通り、自分のセクシュアリティを迷っている方(こと)。
『アライ』。ある意味大事な言葉の説明を忘れていましたね。セクマイではないが、セクマイのことを応援してくれる、応援者、支援者のことです。英語のALLYから来ているそうです。尚、6月に成立した理解増進法は、アライとは到底思えない、荒井首相秘書官さんが「僕だって見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」などと差別発言したことから成立にまでいったのではないかと、わたしは思っています。アライではない荒井さんのおかげで、不十分ながらも法ができたなんて皮肉ですね(*^^*)
今日はここまで。
*生誕日まであと6日。
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