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レインボー徒然日記22

公開日:2023年09月30日 最終更新日:2023年09月30日

 さっき、ボラセンに来る前にカーラジオを聞いていると、マイナポイントの駆け込み申し込み云々と放送していた。わたしは個人的にはマイナカードにもワ●○ンにも反対ですけど(マイナカードには反対だけどアレには賛成というわたしには訳分からん人もいるが、それはそれでその人の思想信条の自由だから善しとする。他方、わたしの主義主張も尊重してもらいたいものだ)、ニュースによると今年2月までにマイナカードを申し込んだ人は7000万人いるそうだ。日本の人口が生後0日の赤ちゃんから100歳以上の人まで、およそ1億2500万人と言われているから、7000万人は結構な数だ。少なくとも過半数はマイナカードを取得しているとな。私見だけど、恐ろしいことだ。

 とまあ、マイナカードの是非は兎も角として、そのニュースから思い出したのは健康保険証の話。何年前だったかなあ、漸く厚労省が重い腰を上げて、健康保険証の性別表記を性別違和者に配慮するようになった。ここでは私の知り合いのトランス女性さん(出生時の性別は男性)を例にします。彼女は出生時の名は山田太郎(仮名)でした。確か、彼女が、医師からの診断は出たもののホルモン治療だけでまだ性別変更手術をしていなかった頃だったと思います。彼女は、医師の診断を受け、確かですが、性同一性障害特例法により、氏名を山田花子(仮名・ってか、太郎だから男、花子だから女ってのも変な話ですけど)に戸籍を変更したけど、健康保険証は「山田太郎・男」という表記であったと思います。しかし、運よくその頃に、厚労省からの通知が出て、各保険者の判断で性別表記が変えられるようになったと記憶しています。つまり、その通知ののちは「山田花子・性別は裏面参照」となり、裏面に「男」と書かれるようになったと記憶しています。ま、この性別表記だけは、医学的に男性には投与してよいが女性には禁忌な製剤もある等とのことなので変えられないのは仕方ありませんが、少なくとも表面を見せただけでは、「山田花子」としか分からないし、顔を見てのパス度次第では、その保険証を見た方は『あぁ、山田花子さんという「女性」なんだな』と思うでしょう。よぉく見ると本質は変わってはいませんが、少なくとも、保険証を『ほいっ』と出しただけで「山田太郎・男」という、自分では許容しがたい反応を受けずに済むことはありがたい話です。

 これは逆に、トランス男性(出生時は女性)の方も、病院の窓口で受け付けから『???』みたいな視線で見られることがないのは嬉しいでしょう。但し、未オペのトランス男性は、産科に行くことはほぼないにせよ、もしかしたら婦人科には行くことがあるかもしれません。その際に窓口から、『山田太郎さん』と呼ばれることはどうなのでしょう。あ、まず、トランス男性であるのに(まだ、相方が居るならば兎も角一人で!)婦人科に行くことはめっちゃ勇気が要りますね。どうしはるんでしょうか。この事例は、いつか調べようっと。

 

(今日は、基礎知識で解説していない、「パス度」というワードを使いましたが、この説明はまた今度に。)

 

 今日はここまで。

 

 

 

 

 

*Xデーまで、あと12日。

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