レインボー徒然日記17
本当は、今日は昨日の続きで、バイセク、パンセク、それからポリアモリー、ポリガミー、モノガミーについて語ろうと思ったけど、少しソフト路線な話をします。
「おまえ うまそうだな」
あまりにも有名な絵本なので、ご存じの方も多いかもしれませんが、敢えてあらすじを述べるのは避けます。ただ、このあと、わたしの感想があらすじを紹介するに等しいかもしれないとも思いますけど(^_^;)
この絵本は今から丁度20年前、2003年に発行されました。余談ですが、作者の宮西達也氏はその他にも数多くの作品を発表されていますのでご覧ください。
わたしがこの本と出会ったのは、ある学校に勤めているとき、学級文庫にこの本がありました。話題の本だとは知っていたのでいつかは読みたいと思いながらタイミングを逸していましたが、今がその時!と思い、学級文庫から借りて読みました。
涙が止まりませんでした。・゚・(ノ∀`)・゚・。
今でも、この文を作りながら目頭が熱くなっています。敢えて蔑視的な言い方をしてもいいですか?「この絵本を読んで泣かない奴、特に子を持つ男親で泣かない奴は人間じゃねぇ!」
すいません。思わず、初めて感情をむき出しにしてしまいました。勿論、泣かない方がいらしても全然構わないのですが、わたしの素ぅの部分ではホンマにそう思っています。まず、「うまそう」。それから、うまそうのおかげて変わり始めたお父さん。そして、エンディング。
アカン!泣けてきてこれ以上打てへん!
いや、頑張って綴ろう。
ホンマにあらすじは割愛しますが、また、多少、男性性=男はこうでなくてはならない、男は強くなくてはならない、みたいな面も感じられますが、でも、その裏にあるのは、子を持つ親として、男親であれ女親であれ、こんな子育てをしなければならない。これが子を持つ親の姿だ、ということが流れています。
もしも、この子を思う気持ちが母性=女性性だと言うのならば、わたしには完全に女性性があります。
確かに、一般的には、子を育てるのは女の役目とされているジェンダー(社会的に作られた性別役割)があります。しかし、この絵本のように子を思う気持ちは男も女もないと思います。
再掲ですが、もし、これを母性というのならばやはり、生物学的には♂であるわたしに母性があるということになります。
とすると、そもそも父性や母性、ジェンダーってなんだ、ということになるんです。男は外で狩りをして、女は洞穴の中で煮炊きをして男の帰りを待つ?そんなシチュエーションを誰が作ったんでしょう。少なくとも21世紀の現代には当てはまりませんよね。
なのに、未だに性別役割分業を押し付ける輩や世論や政治家が居る。
おかしくない?
ということで、今回のオチは、絵本「おまえ うまそうだな」を読んでください。で、泣いてください。わたしの子育てのバイブルかもしれません。
では、今日はここまで。
*Xデーまで、あと17日。
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