レインボー徒然日記16
いやぁ、今日はネタがないなあ、と思っていたら、ネタに事欠きまへんなあ。
今朝から出かけていて、朝刊を開いたのは夕方だったのですが、わたしの目に飛び込んできた衝撃の記事。言わずもがな、何をか況や、東京都台東区議の発言ですよね。いやぁ、ここにコメントするのも悍(おぞ)ましい。「『偏った指導あれば同性愛に誘導』台東区議、小学校性教育巡り発言」ですってね。もう、ここの読者の皆さん、そしてわたしの周りの方々、日本中の殆どの方はこの発言のどこが誤っているか、そもそもこのような発言どころか考え方をしていいのかどうかは言わずとも分かりますよね。
わたしの徒然日記でも、パワハラセクハラモラハラどころかソジハラマタハラパタハラをしてはいけませんよという研修を受けましたとか、公人なら発言に気をつけましょうね、いや発言どころかそのような消えない言葉が出るということは頭の中にそのような偏見があるんでしょう、といったことを述べてきました。
今回は、「『同性愛は気持ち悪い』という不当な偏見、差別は許さない気持ちでいる」だそうですが、どの口が言っているんでしょう。「(同性愛について)自我が形成されていない子どもに対して押しつけるのは困る。学校で教える必要はない。発言を訂正するつもりはない」だそうです。
はぁ?それが「不当な偏見、差別」だということが分かっていないんでしょうね。だから、今回は区議ですが、国会でも所謂LGBT理解増進法があのような不十分な法律となったんですよね。よっぽど、このような人たちの頭の中は、自分の価値観に合わないものは排除する、そいつらは人間じゃねえ、といった考え方があるんでしょうね。自分とその取り巻き、イエスマンだけを配置して信じて、区民国民の多様な声は無視して自分を支持する人たちだけの声を聞いて他は排除する。上から目線、上からの押し付け(これをマウンティングと言いますよね)。わたしが最近ハマっているドラマ(大奥)に出てきますが、当時は諸外国を受け入れない「鎖国」といった制度があったんですよね。こんな人たちの頭の中は、ある意味「鎖国」しているんではないでしょうか。国の外では何が起こっているか見ずして、狭視的に目の前しか見えていない。
はぁ。溜息しか出てきません。
が、これを逆手にとって、国の理解増進法の指針、ガイドラインがそのうち出るそうですが、そこにこの区議の発言を逆に捉えるような方針が定められることを期待します。
今夜や明日の報道番組では、この話題がトップニュースかな?某芸能事務所元社長のセクハラも大きな問題ですが、彼の嗜癖はそうだとしても、相手が納得もしていない若き少年だったことが大問題なんですよね。別に彼の嗜癖はどうのこうの誰も言っていないと思います。もしかして、件の区議は元社長にも偏見を持っていたんでしょうかね。元社長は、アイドルを育てる腕に関してはピカイチですし、嗜癖は個人の内心の自由ですから何も言いません。ただ、社長という権力を笠に着てか弱き労働者をいじめていたという意味で、セクハラでありパワハラであるというだけですよね。何度も言いますが、嗜癖は何の問題にもなっていません。区議は元社長の行動についてどう思うのでしょうかね。
わたしの好きな、今夜22時からのテレビ番組でどういう扱いになるか楽しみです。ちなみに、明朝8時からの番組はメインキャスターが好きではありません(早く降板してほしい)ので、スポーツコーナー以外は観ません。(スポーツコーナーにもMCの立場を利用して(まさに笠に着て)変な茶々を入れてくるから、始末に負えません。これこそ(これも?)、パワハラモラハラじゃないでしょうか。このことは、ネットでは囂しく言われていますが。)
最後は大きく脱線して、レインボーとは関係なくなってしまいましたが、とりあえず、全体としては、レインボー(セクシャルマイノリティ)にかかわる話し合ったので、善しとしてください。
今日はここまで。
*Xデーまで、あと19日。
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