車いすラグビー観戦記!「One Team」から学ぶ障害者スポーツ支援の心
こんにちは!
今回は、私がスポーツ推進委員として活動する中で、強く心を揺さぶられた体験についてお話ししたいと思います。
刈谷市では、「第3次刈谷市スポーツマスタープラン」において、「障害の有無などに関わらず、スポーツを楽しむことができる環境づくりに努める」ことを掲げています。素晴らしい目標ですよね。私自身、これまで車いすバスケットボールやブラインドサッカーを学び、ボッチャ大会の運営サポートを経験してきました。しかし、正直なところ、もっと障害者スポーツの環境づくりに貢献するためには、まだまだ知識が足りないと感じていました。
そんな中、知識向上のための一歩として、先日ウイングアリーナ刈谷で開催された車いすラグビーの国際大会を観戦してきました!
車いすラグビーは、四肢に障がいのある選手たちが、専用の車いすを操り、専用のボールを使って得点を競う競技です。なんといってもその特徴は、車いす同士が激しくぶつかり合うこと!その迫力には本当に驚かされました。動画やテレビで見るのとは段違いの臨場感でしたね。
試合前には、私も実際に専用の車いすを操作し、ぶつかり合いも体験させてもらいました。想像以上の衝撃と、それを乗りこなす選手の皆さんのすごさを肌で感じることができました。
試合後、数名の選手やスタッフの方々とお話しする機会がありました。そこで感じたのは、皆さんとにかく活発でエネルギッシュ、そして前向きであるということ。そして、全員で大会を盛り上げようという強い気持ちがひしひしと伝わってきました。
まさに、彼らは「One Team」なんです。互いを信頼し、助け合い、目標に向かって突き進む姿に、胸が熱くなりました。
今回の観戦を通して、障害者スポーツの環境づくりについて新たな気づきがありました。もちろん、施設や用具の整備、情報提供、そして支援者の育成といった物理的な側面も非常に重要です。しかし、それ以上に大切なのは、障害のある選手たちの気持ちを理解し、彼らに寄り添うことだと強く感じたんです。
今回、私が車いすラグビーに興味を持ち、試合を観戦し、声援を送り、そして声をかけることができたのは、その第一歩だと思っています。
「障害の有無に関わらず、誰もがスポーツを楽しめる社会」の実現には、私たち一人ひとりの理解と行動が不可欠です。今回の経験を活かし、これからも刈谷市のスポーツ推進委員として、そして一市民として、障害者スポーツの普及・発展に貢献していきたいと思います。
皆さんも、もし機会があれば、ぜひ一度、障害者スポーツの試合を観戦してみてください。きっと、新たな発見と感動があるはずですよ!
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