2025年6月度薬師・下り松川を水遊びできる川に戻そう! 刈谷市民会議
2025年6月度薬師・下り松川を水遊びできる川に戻そう!刈谷市民会議 2015年国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の中で、目標11住み続けられるまちづくりを、目標14海の豊かさを守ろう、目標15陸の豊かさも守ろう、目標13気候変動に具体的対策をなどの目標達成に向けて私達刈谷市民会議は具体的に環境改善活動に取組んでいます、 この取組によって子供達やそのまた子供達にきれいな地球環境を残していくことにつながると考えています その具体的な取組の一つとして刈谷市を流れる“薬師・下り松川の浄化活動”に取組んでいます この活動は、2019年9月に愛知県知事から“令和元年度ボランティア活動功労者表彰”を受けました また、2023年度から愛知県・刈谷市の“河川愛護運動”に参加しています 文責 金岩 2025年6月度浄化活動(2025年6月21日) 1週間ほど前から急に暑くなり、テレビでは熱中症への対応を盛んに訴えていた中で薬師・下り松川の浄化活動を実施した、今回は毎月の浄化活動に加え、浄化活動の効果確認も行った 今回いつも参加してもらっているデンソーや山洋電気刈谷支店の方、刈谷南中学校ボランティア部に加え久しぶりに自動織機の方が参加し、今月からジェイテクト高等学園生徒達や刈谷高校生が参加してくれて計40人で活動した 今回は干潮で川の水位は低くヘドロが顔を見せており、前回作っておいた発酵・乾燥米ぬかダンゴヘの投入から活動を開始した 川にはボラの仔が泳ぎ、更に外来種のミシシッピアカミミ亀(2022-3-1閣議決定された“外来生物法改正案”で規制強化対象)(約80匹)がいて5匹捕獲した 今回の活動内容は、いつも行っている浄化活動に加えてこの活動の効果確認を行うために①川の水質を科学的に分析する(「第22回身近な水環境の全国一斉調査」に参加し「調査用キット」の提供を受けている) ②川の生物調査(刈谷市環境推進課から捕獲用具を借用)を行った 川の水質分析では刈谷南中学校生徒に手伝ってもらってpH,COD,透視度などを測定した、今回の分析結果「基準外れ」が見られなかったが、この状態を維持するために今後も浄化活動を続けていきたい 水生生物調査の結果水質指標生物としてスジエビを捕獲し「少し汚い水」と判定した、なお、水生生物の捕獲状況は、かだやし(外来種)、ぬまえび、すじえび、アメリカザリガニ等を捕獲した、またこさぎ、ボラの仔、アメンボウ、あげは、もんしろ蝶等を目視確認した 浄化活動として次回用のダンゴ握りを行った、参加者が和気あいあいに行うことができた 最後に土手や川底等のゴミ収集を行って、空びん、空き缶、ペットボトル、その他プラゴミなどを収集し活動を終えた 参加者からは「初めて参加したが楽しかった、また参加したい」「今回川へ入った、川底は砂地に見えたがヘドロであり、脚をとられてしまった」「ダンゴづくりではダンゴの肌触りの感触がよかった」「ごみ拾いをしたが少なかった」などの声があった 最後に全員で記念撮影を行い、参加者にEM液・飲み物等を配付して解散した (次回2025年7月19日(土)に行う予定) なお、刈谷市民会議では会員を募集中です、環境改善に関心のある方はぜひお問合せ下さい 刈谷市民会議議長 杉浦伸司(0566-24-0855) 連絡担当 金岩 侔 (090-9948-2365)
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ヘドロへの発酵乾燥EMダンゴの投入 |
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投入された発酵乾燥EMダンゴをヘドロへ踏みこむ |
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みんなで次回用EMダンゴにぎり |
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EMダンゴにぎり |
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ゴミ収集と生物捕獲(下り松川) |
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ゴミ収集(薬師川) |
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水生生物調査で捕獲した生き物 |
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試薬を使った水質分析 |
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定点観測点(水位は低く、悪臭・油面浮上とうは無かった) |
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大変暑い中ご協力ありがとうございました |
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