レインボー徒然日記30
公開日:2023年10月11日 最終更新日:2024年07月14日
またまた個人的?なことで申し訳ないのですが、先週の金曜日6日から刈谷手話サークルに通っています。というか、先週は見学という扱い?で、13日から正式に通おうと思っています。
そこでのできごとです。先に申し上げておきますが、手話サークル及びサークルのメンバーさんはなーんにも悪いことないのですよ。ただ、少し気になりました。
というのも、確かに6日はいきなりこんな奴が現れて、セクマイをどのように扱えばいいのか分からなくて戸惑うのは分からなくはありません。で、6日のサークルが終わったあと、Aさんが意を決して?話しかけてくれました。詳細は割愛するとして、わたしのセクシャリティに触れていいのか、というようなことを訊かれました。勿論、OKです。そりゃあ中には、セクシャリティに触れてほしくないセクマイさんも居ます。が、わたしは、これだけオープンにして、歩くセクマイしているのに(*^^*)触れられて困ることなんてないでしょう、普通に考えて。触れられて困るようだったら、ここまで堂々としていないし、日陰でこっそりと女装バーかなんかでひっそりと呑んでいるでしょう。若しくは、自宅の姿見の前でうっとりするだけでしょう。そんなセクマイさんが悪いとも言いません。
しかし、よく考えてみてください。あなたたちは、聴覚障害者という方と触れ合っています。障害者の中も多種多様で、障害に触れてほしくない障害者も居ます。が、このようなサークルに出てくる(聴覚)障害者は、自らの障害に触れられることを嫌がりますか?(嫌がる人も居るかなあ?)勿論、興味本位で、冷やかしや馬鹿にする気持ちで囃し立てることは、人間としてそもそもご法度ですが、分からないことを尋ねることは、(聴覚)障害者は望んでいるのではないでしょうか。例えば、お宅を訪ねたときにインターホンは音が聞こえないでしょ、どうするのという問いには、恐らくお報せランプが点灯して教えてくれるんだよ、ということを教えてくれるでしょう。健常者(この言葉も嫌いな単語の一つですが)には分からないことを尋ねられたら、恐らく外に出てきているオープンな障害者は教えてくれるでしょう。
車いすで、どうやって電車に乗るの、という問いには、恐らく、事前に駅に連絡して駅員の介助を用意してもらうとか、その駅のどこにエレベータがあるか事前に調べておくとか教えてくれるでしょう。
つまり、お互いの分からないことは訊けば教えてくれるんですよ。人間ですから。外国の方にでも、中東でのラマダンって何?、とか、韓国の古いしきたりでは年長者が口をつけるまで目下のものは酒を呑んではならないのはなぜ、とか訊けば教えてもらえませんか?
どうして、セクマイだと身構えますか?周りにセクマイが居ないから?それはわたしが従前から提唱している、今から50年前は(聴覚)障害者は世の中に居ないことに案なっている、という理論です。ですので、障害者が目の前に現れたときにどうすればよいか分からない。
ところが今では、恐らく多くの障害者は普通に接してください、と言いませんか?できないこと(車いすで段差を乗り越えるとか)や分からないこと(電車の遅延等の駅の案内放送が聞こえない)はこちらから尋ねるので、先回りしてかわいそうな人、助けてあげなければならない人、ではなく普通に接してくださいと言われませんか?
セクマイも同じです。分からないことはどんどん尋ねてください。知らなくて当たり前なんですから。こんなこと言って失礼に当たったら、気分を害されたらどうしよう、って。知らないんだから、そりゃ、時には癇に障ることになるかもしれません。しかし、訊かなければ何も始まりません。ですので、恐れずにどんどん訊きましょう、訊いてください。
余談ですが、わたしはこんな性格ですので、先日もあるセクマイさんにSNSでメッセージを送ったら失礼な奴だ、と言って撥ねられました。人間ですから、合う人も合わない人も居ますよ。そんなんでいちいち気にしてたら人の輪は広がりません。わたしのポリシーは当たって砕けろです。再掲ですが、誹謗中傷、相手を傷つける意図で煽ることは言わずもがな厳禁ですが、然もなくば当たって砕けろです。これを、皆さんに押し付けるのは無理があると思いますが、少なくとも障害者やマイノリティに接する方は、当たって砕けろの精神で取り組まれては如何でしょうか。高齢の方の介護をするときにどうしようと悩んでいるより、当事者にどうすればいいですかと聞いて介護したほうが喜ぶのではないでしょうか。違うかな?
兎も角、まだまだ、セクマイはキング(クイーン)オブマイノリティなのかなと思ったできごとでした。
今日はここまで。
*とうとう明日で55歳です。ここまでブログ(42回!)を作ることができて、自分で自分を褒めたいです。ま、きっかけは、某職員の「だったら誕生日まで続けてみたら」の一言が、こだわりの強いわたしの心に火をつけたんですが。兎も角、明日まではとりあえず続けます。明後日以降は不定期更新の予定ですが、今のところ、ボラセン休館日以外は更新しそうな気がするなあ。乞うご期待!
**20240714にこのブログがアップされていないことに気づき、慌てて承認依頼をかけました。ですので、順序や日付がテレコになっていますが、ご容赦ください。