レインボー徒然日記25
公開日:2023年10月03日 最終更新日:2023年10月03日
*まずは、そろそろXデーの正体を披露(暴露?)。皆さんの予想通り、10月12日に西三河レインボーフラッグスの大明神(笑)の55回目の生誕日です(*^^*)。贈り物は2024年10月11日まで受け付けています。消えものでも、消えものでなくても喜んで受け取りますので、皆様からの温かい品をお待ちしております。【冗談でっせ!最近、このようなオチをつけとかんと、マジに取られて訴訟もんにもなりかねへんので。】
さて、今日は昨日の続きです。というか、今日一日考えてました。
自分の話に引き寄せて申し訳ないのですが、例としてわたしのことを挙げて、引いては全マイノリティにも言えることだと思うので、とりあえず自分のことで語ります。
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わたしは、出生時は男性、現在の自認は女性、相手は同性の女性が好きという指向です。
このように申し上げると、『なんやねん。オペ(手術)をしてへんのやったらシスの男女と変わらへんやん。』と言われることがあります。
そうです。
確かに、外見的には、シスの男女の関係と変わりません。
しかし、ここで考えてみたいのは「同性愛(同性婚)」です。
例として、女性同士の同性愛(レズビアン)で考えます。
勿論、ゲイと読み替えてもらっても結論は同じです。
レズビアンは変ですか?
一昔前までは、同性愛は認められず、処刑されていた時代もあったようです。
しかし、2023年の現代、勿論否定する人も居ますが、同性愛を肯定する人も居ます。
ここで、同性愛を肯定する方に訊きます。
あなたは、異性愛も同性愛も認めるんですよね。
そうすると、わたしが女性を好きになることは認めますか?
わたしとしては、またレインボーの世界では、自認で考えるのでわたしがシス女性のことを好きになるのは同性愛という定義です。
あなたは同性愛を認めるんですよね?
そうすると、わたしの同性愛も認めますよね?
え?認めない?
あなたの出生時の性別は男性だから同性愛ではない?
だったらならばそれでも構いません。
わたしと、そのシス女性との関係はあなたが言うところの異性愛ですよね?
それは認めるんですよね?
え?それも変?
なんで?
改めて、わたしとシス女性との関係は、わたしたちの世界の定義で言えば同性愛です。
それを認めないということは、シス女性同意の同性愛も認めないんですか?
え?それは認める?
出生時の性別が女性同士だから?
だったらならば、見方を変えて、わたしの戸籍上の性別は男性です。
その戸籍上の男性がシス女性を好きになることは異性愛にほかならないのではないですか?
それすらも認めませんか?
なんで?
わたしのようなトランス女性で指向が女性という人が周りにいないから、考えられない?
確かにそうでしょう。
でも、今は多様性の時代です。
自分が経験していないから認めない、では済まされない時代です。
周りに身体障害者が居ないから障害者との接し方が分からない?
50年前はそうでしたでしょう。
しかし、今は周りに障害のある人がいっぱい居て、どのように接するか分かる。
セクマイも同じです。
前にお話ししたように、日本人の7%はLGBTQです。
クラスに3人居る計算です。
認めましょう、あらゆる指向を。
自分が認められない、知らないからと言わずに。
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改めて、今回は卑近な例を挙げましたが、外国籍の人、シングルファミリー等全てのマイノリティに言える話だと思います。
今日はここまで。
*Xデーまで、あと9日。