★施設訪問★35 ナーシングホーム東浦へ訪問

　師走に入り、冬らしさを感じる季節となった12月7日（日）、ボランティアセンター「なないろ」からのご依頼を受け、4名で東浦町にあるナーシングホーム「ミライエ東浦」を訪問しました。今回の施設は初めて訪れる場所だったため、不安もあり、当日に向けて1〜2回ほど事前に打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。

　当日は、施設の職員のみなさんがとても温かく迎えてくださり、心から安心することができました。午前中の開催ということもあり、職員のみなさんが手際よく会場作りを進め、利用者のみなさんを各部屋から誘導してくださいました。そのスピードと連携の良さには圧倒され、あっという間に会場は満席となりました。

　イベントは、全員合奏による「みかんの花咲く丘」からスタートしました。その後は童謡や唱歌を中心に、ひちりき、ハープ、尺八、ウクレレ、タンバリンなどの伴奏で6曲ほどをみなさんと一緒に歌いました。元気いっぱいに歌ってくださる方も多く、会場中に明るい歌声が響き渡りました。

　途中では、尺八とハープによる二重奏、ひちりきの独奏も披露し、みなさんにゆっくりと耳を傾けていただきました。また、利用者のみなさんの故郷のお話を伺う場面もあり、それぞれの思い出話に花が咲き、懐かしさに包まれた温かい時間となりました。

　イベントの後半では、誕生月の方のお祝いとして「ハッピーバースデー」を全員で歌いました。お祝いされた方は、嬉しそうに何度も会釈をされ、その様子に会場全体が優しい雰囲気に包まれました。

　さらに「手のひらを太陽に」に簡単な振り付けをつけ、2番までみなさんと一緒に元気に体を動かしながら歌いました。ハープと尺八の伴奏で「川の流れのように」をしっとりと歌い、最後は「瀬戸の花嫁」をアコーディオンの伴奏で全員で歌って、名残惜しさを感じながらイベントは終了となりました。

　音楽を通して、施設の利用者のみなさんと心温まる交流ができたことに、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。