令和4年5月21日(土)観察会報告
公開日:2022年05月21日 最終更新日:2023年02月01日
出会った生き物、観察会の様子 |
観察会の少し前から小雨が降り出しました。参加者が2人、3人と増えて来ましたので、自然観察会を実施しました。途中で、雨もやみ、「夏も近づく亀城の自然」を皆さんで観察できました。 集合場所辺りでは、晴れた日の様子とは違って、ツバメが地上すれすれに餌を求めて飛び回っています。ハクセキレイやスズメ、ムクドリが、虫や草の種子を盛んに啄んでいます。カワラヒワが「キリリ コロロ」「ビーン」と、囀る声が響きます。 まだ、除草が終わっていない場所では、キイロホソガガンボ、ナナホシテントウの蛹、ヒメヒラタアブ、ヒメカメノコテントウを確認できました。 池の周りに行くと、可愛いヒナキキョウソウの花がたくさん咲いています。池のふち辺りでは、葉の裏が毛で真っ白なワタゲツルハナグルマが群生して黄色が鮮やかです。その中で、紫色が美しくアクセントのようにして、チリアヤメの花が咲いています。サザンカの葉っぱには、小さいものやら大きなものやら、カタツムリが少雨の中で元気そうに活動しています。シダレヤナギの葉には、ヤナギルリハムシが美しく輝きます。その近くで、ナミテントウ2紋型を発見。 さらに、カキツバタ、ノハナショウブ、ハナショウブが咲いています。近くでは、絶滅危惧種ミズキンバイの花が咲き誇っています。庭では、スイカズラの香を楽しめました。 逢妻川近くでは、ヒバリが上空で盛んに囀っています。アオサギが用水で、採餌中。カワセミの声が聞こえ、姿を確認できたのは残念ながら、一人だけでした。セッカやカワウが飛んでいきます。 セイヨウヒキヨモギ、ヒサウチソウ、イタチハギの花も見事です。 帰路の体育館西側で、可愛く咲くヒルザキツキミソウ、ヘラオオバコの花も楽しめました。ビワの実も、少し色づいていました。皆さん、楽しく散歩することができました。 次の観察会は、令和4年10月15日(第3土曜日)『<テーマ>小さな秋見つけ』です。 刈谷市体育館南 東屋・時計塔前 9時30分集合 |
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詳細
ツバメ |
ヒメヒラタアブ 小さいねえ! |
ヒメヒラタアブ |
ヒナキキョウソウ |
集合場所 |
ワタゲツルハナグルマ |
ヤナギルリハムシ |
ジンチョウゲの香り?(スイカズラ) |
ナミテントウ 2紋型 |
ミズキンバイ |
チュウガタシロカネグモ とても美しい! |
セイヨウヒキヨモギ |
ヒサウチソウ |