令和4年度 未来の地球に向けて 私の一歩を地域へ
公開日:2022年04月21日 最終更新日:2023年05月20日
【環境保護を目指して地域でできること ~プラスチックごみ削減へ~】
令和4年度 刈谷市女性の会連絡協議会がスタートしました。今年度はプラスチックごみ削減がテーマです。本部役員6名、各地区女性の会代表22名と共に様々な活動に取り組んでいきます。女性の会は、地域の皆様のご支援・ご協力に支えられ活動しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
【5/20 女性リーダー研修 講演会「プラスチックごみ削減を目指して~私たちにできること~」】
女性リーダー研修会が行われました。
今年は、環境カウンセラーの浅野智恵美先生をお招きして
「プラスチックごみ削減を目指して~私たちにできること~」を講演いただきました。
軽くて安価なプラスチックは私たちの生活に深く浸透しています。しかしそのプラスチックの多くはごみとして捨てられ、土や海底に蓄積し、環境や生き物、私たちの健康に大きな悪影響を与えています。プラスチックごみ問題は、地球規模で取組むべき最重要課題のひとつです。プラスチックごみの現状と、私たちが日々の生活の中でプラ削減へ向けてできることを学ぶことができました。
【6/10 第一回 自主講座「段ボールコンポストってなあに?」】
第一回 自主講座「段ボールコンポストってなあに?」が開催されました。講師はナチュラルリターンクラブの武田生子 氏をお招きしました。
段ボールコンポストとは、家庭から出る生ごみを、やし殻チップ・もみ殻くん炭をあわせた基材を入れた段ボールに投入し、生ごみの減量・堆肥化を目的とするものです。メンバー全員が約4か月間実施します。
生ごみを投入の為、虫の発生や段ボールの耐久性が問題となりますが、その対処法なども詳しく教えていただきました。
◆◆番外編 6/25 研修旅行 下見◆◆
10月に開催予定の県内研修旅行の下見に行ってきました。目的地は蒲郡市。
竹島周辺に投棄されているごみの現状の視察と、蒲郡水族館で海洋ごみが生物に及ぼす影響に関する講話などに加え、ランチ会あり、果物狩りありのまさしく実りある研修旅行にしたいと思っています。
まずは竹島海岸周辺の散策をはじめましたが、なんだかごみ袋を持った人が多数!?実はこの日、ごみ拾いのイベントが開催されており、蒲郡市長 鈴木氏も参加されていました。お話を伺うと、定期的な清掃活動で常にきれいな海岸が保たれているようです。毎年、多数の観光客が訪れる竹島海岸。きれいな海岸は癒しのスポットですね。
竹島散策が終わり、次はいざランチへ!蒲郡クラシックホテルでフレンチのランチコースをいただきました。厳かで素晴らしい装飾のホテルでの美味しいランチ。至福のひとときでした。
ランチの後は、竹島水族館へ。副館長様より海洋ごみの海洋生物への影響についてお話を伺いました。やはり海洋ごみ問題は、人類が真っ先に取組むべき最重要課題のひとつですね。自分に何ができるか、改めて考えさせられるお話でした。
最後は、メロン狩り~。研修旅行本番は秋なので、ミカン狩りになる予定です。
終始晴天に恵まれ、奇跡的にイベント開催との遭遇、美味しいランチに、ためになるお話。日頃の努力が報われるってこういうことね、と思わざるを得ないとっても楽しい一日でした。当日も晴れるといいな~。
※予定しておりました県内研修旅行はコロナウィルス感染拡大につき中止になりました
【7/15 第二回 自主講座「ごみの分け方・出し方」】
第二回自主講座「ごみの分け方・出し方」が開催されました。講師は刈谷市役所ごみ減量推進課 三浦雅也 氏です。
プラごみだと思っていたものが実は可燃ごみであった事、不燃ごみは回収したのちに人の手で分別している事、危険なごみの捨て方等、生活に密着した内容を深く学ぶことができました。その後は、プラごみ削減のために何ができるかのグループワークを行い、それぞれ発表しました。
【8/20 わんさか祭り】
刈谷市総合運動公園でわんさか祭りが開催されました。女性の会も、段ボールコンポストの取組とプラスチックごみ削減をテーマに、遊びの広場でブースを設け、多数の方に訪問していただきました。
実践中のコンポストを興味津々にのぞき込むお子様や、脱プラスチックへの取組に関する展示品であるヘチマを、懐かしいと手に取る若いママ。訪れたのはほとんどが小さなお子様連れのご家族でしたが、その親子のやりとりに気持ちがほっこりとなりました。こうした活動が段ボールコンポストの普及やプラごみ削減への一助となれば最高ですね。
夜は盆フェスが行われました。コロナ感染拡大への懸念から中止と思われた打上花火も10分だけ行われ、わんさか祭りのフィナーレを飾りました。
【常任協議会について】
女性の会連絡協議会では毎月、常任協議会を開催しています。行事や活動内容の協議・連絡を行い、地区会長は各地区へ内容を展開する橋渡しの役割を担っています。女性の会発行のチラシ等もこの時配布し、地区へと回覧されています。常任協議会の後は委員会活動に移ります。常任協議会に合わせて、自主講座や研修会もなるべく同日に行えるように日程を組んでいます。お仕事との両立を可能にし、地域の活動は「面倒で時間を取られる」という悪いイメージを少しでも払拭できたらいいと思います。
9月の常任協議会では、女性の会の事業の一つである、貸衣裳室の訪問・見学をし、着物の体験もしました。その後、貸衣裳委員会が中心となり茶話会も行われました。こうした学び以外の企画も折々で開催しています。
【9/25 Zoom研修会】
Zoom研修会を開催しました。講師にデンソープロボノの内藤氏をお招きし、使用する端末別に3回に分けて行われました。はじめは慣れない操作に苦戦したものの、最後は全員が操作をマスターすることができました。
【11/5 ミライク刈谷2022 に参画】
ミライク刈谷2022が開催されました。女性の会も講座を担当しました。その名も、「キッチンから環境問題を考える~生ゴミ・プラごみの行方~」正に今年の活動内容そのものですね。お子様からご年配の方まで幅広くご参加いただきました。講座の前半はプラごみの現状についての講話、女性の会生活文化委員による研究発表、ペットボトルを使った実験などを行いました。後半は、段ボールコンポストの手順、女性の会貸衣裳委員会による段ボールコンポストの実践報告などが行われました。
【11/11 健康づくり教室開催】
刈谷市総合運動公園 ウィングアリーナ刈谷で健康づくり教室が開催されました。今年はフラダンスです。講師に春日井彩由美先生(カレオイエイエ主宰)をお招きしご指導いただきました。
やわらかい振り付けの一つひとつに意味が込められており、ハワイアンには重要な表現方法だったというフラダンス。講師の先生方を真似しながら、なんとか1曲通しで踊ることができました。ゆったりとした動きですが、太ももや腰回りのシェイプに効果がありそうです。(少し筋肉痛になりました。)教室の最後には春日井先生・講師の皆様の舞踊を披露していただきました。
【12/9 第三回自主講座 風呂敷と新聞紙のエコ活用】
第三回自主講座を開催しました。講師は貸衣裳委員会とレクリエーション委員会が担当し、風呂敷を使った簡単なバックや、新聞紙でごみ箱を作成しました。
普段あまり使うことのなくなってしまった風呂敷ですが、その用途は無限です。ワインや、スイカなど包みにくい物も、風呂敷で簡単に持ち運びができます。贈答用に可愛く包んでも喜ばれそうですね。新聞紙のゴミ箱も表に出す絵柄を工夫したり、外国語の新聞を使うのもおおしゃれです。家庭でも簡単にできるエコとして、活用していきたいと思います。
【1/13 新年懇談会】
刈谷市長 稲垣武氏をお招きし、新年懇談会を開催しました。テーマは『わが地区自慢大会』です。各地区の常任協議員が自身の地区自慢をしました。自慢内容は人であったり、 地域独自の取組であったり様々です。終始笑いの絶えない、楽しい会となりました。
【2/13 女性の会大会】
今年度の集大成である、女性の会大会が刈谷市総合文化センター 小ホールにて開催されました。新型コロナの影響により3年間中止となっておりましたが、様々な感染対策を施し、以前より規模を縮小したものの、多くの皆様にご臨席を賜りました。
ホワイエではプラごみの現状、生ごみを堆肥化する段ボールコンポスト、貸衣裳などの展示をしました。
式に先立ち、海洋ゴミから作られた楽器だけで演奏する 『海洋ゴミ楽器集団 ゴミンゾク』の演奏会が行われました。ゴミからできているとは思えない素晴らしい音色で、参加者を魅了しました。
式典では青少年育成募金による記念品の目録贈呈などが行われました。年間の事業報告では年間の行事報告や、結婚相談室、貸衣裳室の活動報告が行われ、大会の最後は今年度のテーマである、「プラスチックごみ削減」への活動事例発表で締めくくりました。
【3/3 議会傍聴】
刈谷市議会の議会傍聴をもって、今年度の行事は終了となりました。
【最後に】
あっという間の1年でした。様々な貴重な体験と出会いは、かけがいのないものとなりました。
これで今年度の活動は終わってしまいますが、次年度の役員の皆様が、女性の会をますます盛り上げてくださることでしょう。
1年間ありがとうございました。
令和4年度 本部書記 二宮